パーマの乾かし方
美容室でパーマをかけてもらった時にはキレイなカールが出ていたのに、自宅ではなかなか再現するのが難しいということはありませんか?
せっかくパーマをかけたのですから、上手にセットして、フワフワのカールを保ちたいですよね。
実は、このパーマのスタイリングを楽にするためには、髪を洗った後の乾かし方がポイントになるのです。
髪をキレイに保つための正しいパーマの乾かし方を紹介します。
濡れたままの髪は傷みの原因に
ドライヤーの熱でダメージを受けないようにと自然乾燥をする方もいるようですが、濡れたままの髪はキューティクルが開いて傷みやすくなっています。
そのまま寝てしまうと、髪がこすれてダメージが広がる原因に…。
また、いつまでも頭皮が濡れていると、常在菌が繁殖して、匂いの原因になってしまいます。
頭皮を清潔に保つためにも、早めにドライヤーで髪を乾かすようにしましょう。
翌朝の髪が見違える!
正しいパーマの乾かし方
では、どのように乾かすと、翌朝のスタイリングが楽になるのでしょうか?
以下で、正しいパーマの乾かし方のポイントを紹介します。
1.タオルドライは優しく行いましょう
タオルの間に髪を挟みこみ、こすったり引っ張ったりしないように優しく水分を取ります。
水が滴らない程度まで水分が取れたらOKです。
2.アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)を付けましょう。
ドライヤーの熱から髪を保護するために、あらかじめ洗い流さないタイプのアウトバストリートメントを髪の中間から毛先にかけてしっかりと付けておきましょう。
サラサラとした軽やかな使い心地のオイルタイプがおすすめです。
乳液タイプでも全然大丈夫ですよ!
このひと手間で、乾かした後のカールがキレイに出るようになります。
3.ドライヤーは頭から15cmほど離して使いましょう。
早く乾かしたいからとドライヤーを近づけすぎると、ドライヤーの熱で髪が傷む原因になります。
できれば、頭から15cmほど離して乾かしましょう。
髪は熱に弱いので、高すぎない温度で多めの風量で乾かしていくと、乾燥せずにキレイに仕上がります。
その際、ドライヤーの角度を地肌から90度にすると、根本がふんわり立ち上がってスタイルに立体感が出ます。
4.まずは頭皮にドライヤーを当てましょう
指で髪の一部を持ち上げ、頭皮に向かってドライヤーの風を送ります。
同じところにばかり風を当てないよう、場所を移動していき、しばらくしたらまた最初の場所に戻るというように、間隔をあけながら頭皮全体を乾かしていきます。
5.毛先を持ち上げるように乾かしましょう。
全体が7割ほど乾いたら、今度はパーマのかかっている毛先を軽く手の平で持ち上げ、前方向に内巻きになるよう形作りながら乾かしていきます。
仕上がりがナチュラルな雰囲気になるので、巻き髪風の柔らかさを出したい方におすすめです。
もう少ししっかりしたスタイルが好きな方は、パーマ部分を上に向かって握るように乾かしていくと、パーマ感がより強く出るようになります。
握るとぐちゃぐちゃになってしまう人は顔の方向に向かってねじって乾かして。
ちなみに毛先をねじるんじゃなくて、根本付近をねじる感じですね。
髪にツヤが出るよう、優しく温風を当てていきましょう。
上手くできないという方は、ドライヤーの先にディフューザー(スタイラー)をつけて乾かすと、より簡単にキレイに仕上がります。
正しいパーマの乾かし方を身に着けましょう!!
上手に髪を乾かすと、翌朝のスタイリングがとても楽になります。
キレイにカールを保つためにも、正しいパーマの乾かし方を身に着けていきましょう!
貞森亮