ただ洗うだけじゃダメ!美髪を手に入れる正しいシャンプーのポイント5つ
シャンプーする時ってどうやって洗っていますか?まだ、もしかしてゴシゴシと擦りながら洗っていませんか?
そのシャンプーの仕方、実は間違っていますよ。
そのままでは現在の日本人の髪の毛は艶を失い、潤いを失い、パサつき、うねり、薄毛、細毛をまねいてしまいます。
いくらシャンプーにお金をかけて良いものを使っていても洗い方そのものを見直さなければお風呂にシャンプーを捨ててるようなものです。勿体ないですよね。
注意すべき点は5つです!
ブラッシング
頭を洗う前に髪の毛を梳かしていますか?何で梳かしていますか?ブラッシングのやり方習ったことありますか?
まずは洗う前にブラッシング!やり方は地肌から毛先にかけて梳かしていきます。自分の頭皮から出た油分を毛先に送るイメージで頭皮から毛先に向かって梳かしていきます。
頭皮から出ている油分。これはご自身の髪の毛に対してとても良いトリートメント効果があります。しかも無料のトリートメントです。これを使わないのは勿体ない。
油分を髪の毛全体へ送り届けてあげる事と、シャンプーする時に髪の毛が絡まる抑制が出来ます。
さらにブラッシングする事で頭皮の血流を良くしてくれシャンプーの効果を高めてくれます。
ブラッシングする時のブラシの選び方もポイント。
ブラシと言っているのお気づきかと思いますが、くしではダメです。毛のついたブラシをお勧めします。
頭皮を傷つけない物。プラスチック製は静電気を起こすので逆効果です。
梳かす方向も大事です。生え際から頭頂部に向けて梳かしていきます。頭皮に沿って下から上にのイメージです。それから髪の毛を上から下に梳かしていきます。もつれやひっかかりが取れたらいざお風呂へです。
予洗い、シャンプー前の髪の毛を濡らす時
どのくらいの時間流していますか?髪の毛だけ濡らしていませんか?頭皮にお湯は届いていますか?
この3つが大事なポイント!になります。
シャンプーをつける前のお湯で流す時間。2分から3分必要です。おそらく皆さん時間がたりてないと思います。お湯で流す事で髪の毛の汚れはほとんど取る事が出来ます。しかしここで重要なのがこの行為の役割がもう一つありという事です。お湯で頭皮を柔らかくすること、血行を良くすること、毛穴を開かせる事、そして頭皮をしっかりと濡らす事です。そうする事でシャンプーでの毛穴の汚れを落とす事が出来るんです。
そして、乾いたままの頭皮にシャンプーをつける事で起きる頭皮トラブルのを予防する事が出来ます!ここら辺が何よりのポイントとなります!
頭皮の洗い方
ゴシゴシこするように洗っていませんか?
未だに美容師さんもゴシゴシと洗っていますよね。これ実は間違っているんです。髪の毛や頭皮をこするように洗ってしまうと頭皮も髪の毛も傷つけてしまいます。アジア系の髪の毛は基本はかなり強く出来ています。バージン毛ならそれでも大丈夫です。しかしカラーやパーマをした髪の毛や、歳をとって細くなってきてしまった髪の毛や頭皮にゴシゴシ洗いはやってはいけないんです。
シャンプー剤はそのまま地肌にのせると、刺激が強すぎてかぶれの原因になったり、すすぎで十分に落とせず洗い残しとなってしまうことがあります。
そのため、シャンプー剤は適量(ショートヘアで100円玉程度)を手のひらにのせて軽く泡立ててからのせるようにしましょう。
もし、泡立ちが物足りないと感じた場合は、シャンプー剤またはお湯を少しつけると泡立ちがよくなります。
頭皮を洗うイメージで!
しっかり泡立てたあとは、頭皮にのせていきますが、ここでも大事なポイントがあります。普段忙しくてついささっと洗ってしまいがちな方が多いと思いますが、そんな時だからこそ、ぜひ取り入れて欲しいのがマッサージです。
マッサージといっても、特別な道具は必要ありません。
お湯洗いと同じように指の腹を使って、頭を包むように、髪の生え際から頭頂部にかけて自分が気持ち良いと感じるくらいの力で、優しく頭皮を動かすように行います。
ここでは、頭皮の汚れを落とすことが目的なので、指をしっかりと地肌にあてていることを確認しながら丁寧に行いましょう。
毎回のシャンプー時にマッサージを取り入れることで、頭皮の血行促進や抜け毛予防にも嬉しい効果が期待でき、また、毛穴の汚れもしっかり取り除くことができます。
お湯の温度
何度で洗っていますか?
特に冬場は寒いので熱いお湯で洗いがちですよね。
理想は38℃前後のぬるめのお湯です。
熱いお湯で洗うと、一見スッキリ汚れが落ちるように感じますが、実は、頭皮にとっては大きなストレスとなります。
熱いお湯で洗うと、頭皮に必要な分の皮脂やうるおい成分まで洗い流してしまうことになり、かゆみやフケの原因になりかねません。
お肌も洗顔をする時、「ぬるめのお湯で優しく洗うように」とよく耳にしますよね?頭皮も同じように、38度前後のぬるま湯で洗うようにしてください。
ちなみに、38度より低い温度では、頭皮や髪についた皮脂などの汚れを落とすことができず、気になるニオイが発生することもあります。
このように、皮脂汚れをキレイに落とし、頭皮や髪の毛に優しいシャンプーに最適な温度は38度であるといえます。
シャンプーの流し方
洗髪の最後の大事なポイントは、とにかくきっちりと洗い流すこと。
せっかくマッサージなどの正しいシャンプー方法を実践しても、すすぎをおろそかにしてしまうと、洗い残しのシャンプー剤や汚れが蓄積し、頭皮や髪の毛の様々なトラブルを招いてしまう原因になります。
シャンプーの”ぬるつき”がとれても、成分は頭皮に残ったままになっていることがあるので、「これで充分かな」思うところから、さらに時間をかけて洗い流してください。
目安は3分~5分程度。
ここまで丁寧に行うことで、シャンプー後の頭皮を理想的な状態に整えることが出来ます。
まとめ
以上の5つのポイントを守って洗うことでツヤツヤでしっかりとした髪の毛を手に入れることが出来ます。一見めんどくさく感じるかもしれませんが、これらの事に気をつけて毎日シャンプーする事で、無料で髪質改善していくことが出来ます。
今まで習慣化してきた事を変えるのは大変な事です。
しかし美容室に行った時だけのケアでは美しい髪の毛を手に入れる事は難しいです。美容室に行く日は年間多くて12回12日。お家でのケアは単純にそれ以外の日にち353回353日以上やっている事です。
1日1日の積み重ねが重要という事ですね。
たまにサボるのは良いとしても、なるべく気をつけて行くように心がけましょう!